シフト管理アプリ|希望から自動生成まで看護のシフト作りをラクに

シフト管理アプリ|希望から自動生成まで看護のシフト作りをラクに

スマホやタブレットのブラウザだけで使えるシフト管理アプリを開発しました。希望提出、夜勤と明けのセット運用、ボタン一発の自動生成、Excel書き出しまで対応。看護師や介護スタッフの月初の重労働をラクにします。

実際に使ってみる

毎月のシフト作りに何日もかかっている、医療・介護現場の管理職の方に向けて、シフト管理アプリを開発しました。希望提出のとりまとめから自動生成、夜勤と明けの組み合わせまで、面倒な部分をアプリにまかせて、人の判断が必要なところに集中できる作りにしています。

アプリ概要

シフト管理アプリは、スマホ・タブレット・PCのブラウザから、スタッフの月次シフトを作成・管理できるWebアプリです。専用のソフトもインストールも不要で、URLを開けばすぐに使えます。看護師や介護スタッフのシフト作りで特に手間のかかる「夜勤と明けの組み合わせ」「希望休の反映」「人数要件のバランス」を、アプリ側で自動的に処理します。

開発の背景

医療現場、介護施設、24時間体制で働く現場——。毎月のシフト表を作るのに、師長や管理者が3日から1週間かけている、という話を珍しくなく聞きます。希望休が紙とLINEと口頭でバラバラに集まり、それをExcelに転記しながら、夜勤と明けの組み合わせ、新人とベテランのバランス、月の夜勤上限……いくつもの条件を頭の中で組み合わせる作業。

専用のシフト管理ソフトは月額数万円のものも多く、小規模な施設にはオーバースペックで高い。「Excelで頑張る」と「高額な専用ソフト」のあいだに、ちょうどいい選択肢が少ないというのが現場の実感だと感じます。「制約条件を入れたら骨格を一発で作ってくれる」「夜勤と明けは自動でセット」というシンプルな道具がブラウザでサッと使えれば、毎月の重労働はかなり軽くなるはずです。

主な機能

  • 月次シフト表:行=スタッフ、列=日付の表。セルをタップしてパターンを配置
  • 自動生成:人数要件・夜勤上限・希望休を考慮して骨格を一発作成
  • 夜勤と明けのセット運用:夜勤を入れると翌日に「明け」が自動配置
  • スタッフ追加ウィザード:氏名・役職・職種など段階的に登録
  • 希望入力:スタッフの希望休・出勤希望を月単位で入力
  • テンプレート:部署やチームごとに切替
  • Excel・PDF書き出し:完成したシフト表を出力

月次シフト表で直感的に配置

メイン画面はシフト表です。行にスタッフ、列に日付。配置したいパターン(日勤・夜勤・休みなど)をパレットから選んで、セルをタップするだけ。長押しでドラッグすれば連続入力もできます。色分けされているので、ひと目で全体のバランスが見渡せます。

月次シフト表で日勤・夜勤・休みが色分け表示される画面
月次シフト表で日勤・夜勤・休みが色分け表示される画面

各スタッフ・各日の集計は右端と下端に自動表示されるので、「あの人の夜勤が偏っていないか」「今日は何人いるか」がリアルタイムで分かります。編集は1秒後に自動保存されるので、保存ボタンを押し忘れて作業が消える心配もありません。

ボタン1つでシフトの骨格を自動生成

「自動生成」ボタンで、各パターンの必要人数・スタッフごとの夜勤上限・希望休を同時に考慮した、シフトの骨格を一気に作れます。職種別(看護師だけ、医師だけ)に絞った生成も可能です。

自動生成ボタンと生成後の月次シフト表
自動生成ボタンと生成後の月次シフト表

ゼロから組むのではなく、骨格を作ってから細かい調整をセル操作で行う流れにすれば、1日かかっていた作業が数十分まで短縮できる場面も多いはずです。特定の役職だけをロックして自動生成の対象から外す、といった細かい運用もできます。

夜勤と明けは内部でセット管理

医療・介護現場のシフトには「夜勤の翌日は明け」というルールがほぼ必須です。このアプリでは、夜勤パターンと明けパターンを内部でセットとして紐付けて管理しています。

パターンの編集画面で夜勤と明けがセット表示されている様子
パターンの編集画面で夜勤と明けがセット表示されている様子

夜勤の必要人数を2名から3名に変えれば、紐付いた明けの必要人数も自動で3名に追従します。「夜勤の人数だけ変えて、明けの人数を変え忘れる」というよくあるミスが起きません。職種別に管理されているので、看護師の夜勤と医師の当直、それぞれに対応する明けを個別に持てます。

スタッフ追加はチップで段階的に案内

スタッフ登録は、長いフォームを一気に書く方式ではなく「氏名 → 役職 → 職種 → 経験年数 → 雇用形態 → 勤務可否」の6ステップで小さく案内されます。

スタッフ追加ウィザードの役職選択ステップ
スタッフ追加ウィザードの役職選択ステップ

役職や経験年数は「主任」「副師長」「1年未満」「3〜5年」などのチップから選べるので、毎回キーボードで打ち込む必要がありません。シフトパターンの追加も同じ案内方式で、「日勤」「夜勤」「準夜勤」「当直」「オンコール」などのテンプレートから選んで進められます。

使用技術・工夫した点

フロントエンドはNext.js、データの保存にはFirebase(Firestore)を使っています。アプリはブラウザで動くため、専用機器やインストールは不要です。スマホ・タブレットの操作にも最適化していて、並び替えなどのドラッグ操作もタッチで滑らかに動きます。

特にこだわったのは、シフト作りの「手戻り」を減らすことです。編集はすべて1秒後に自動保存。月を切り替えても、ブラウザを閉じても、編集分は確実に残ります。夜勤パターンとそれに紐づく明けパターンは、職種・必要人数・色を内部で完全に同期させ、片方を変えればもう片方も自動で追従します。

ログインはGoogleアカウントで行えるほか、ゲストモードでも試せます。ゲストモードならデータは端末内に保存され、ログインすれば複数端末で同じシフトデータを共有できます。

よくある質問

Q. 医療・介護以外でも使えますか? 使えます。コンビニ、飲食店、コールセンター、警備など、シフト勤務がある業種ならどこでも対応できます。勤務パターンを自由に定義できるので、業種ごとの呼び方に合わせて設定してください。

Q. インストールは必要ですか? 不要です。スマホやタブレットのブラウザでURLを開くだけで使えます。

Q. 何人まで管理できますか? 明確な上限は設けていません。20〜30人規模での運用を想定して作っていますが、それ以上の人数でも動作します。

Q. 部署が複数あっても使えますか? 使えます。「テンプレート」機能で部署やチームごとに別のシフトを管理できます。看護師用と医師用、病棟別、というように分けて運用できます。

Q. 個人情報は安全に管理されますか? データはGoogle Firebaseのデータベースに保存され、ログインしたアカウントしかアクセスできません。

こんな方におすすめ

  • 毎月のシフト作りに何日も時間を取られている医療・介護・福祉の現場の方
  • 24時間体制でシフトを組んでいる小規模の事業者の方
  • Excelでのシフト管理に限界を感じている管理職の方
  • 夜勤・明けのセット管理を手作業で頑張っている方

「うちの病棟ならではの細かいルールに対応してほしい」「希望休の取り方を独自の運用に合わせたい」——そんな個別のご相談も歓迎しています。現場ごとの違いを丁寧に拾って、その施設だけのシフト作りを仕組みにするお手伝いをしています。同じような作業に毎月時間を取られているなら、気軽にお問い合わせください。

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